高野の獅子舞

提供:いわき百科事典プロジェクト

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概要 
  布施研究室で取り組んでいる「いわき産業・観光ガイドプロジェクト」と連携したシステムで、いわき百科事典プロジェクトを進めています。
  下記の情報(ページ)は福島高専の情報基礎科目で、WIKI言語を学習して、【いわき】と【その周辺】についての事柄についてグループ・個人で調べ、百科事典を作成するためのプロジェクトです。
あくまでも情報教育の科目の一貫で行われています。内容面で満足できない部分もあると思いますが、ご了承下さい。
(寮生などが夏休みに帰省し、地元の情報なども調べてくる場合があります。
また、常磐線や磐越東線を利用して市外からの通学生もいます。
いわき市以外の情報の掲載についても、ご理解とご協力をお願いします。)
  内容・表現・著作権等に問題がありましたら、
電子メール:mfuse@fukushima-nct.ac.jp 電話:0246-46-0849研究室までご連絡下さい。
また、【学生に取材に来てほしい】などの依頼は、随時伺います。
授業の関係で次年度になったり、取材希望する学生がすぐに現れない場合もありますがご了承ください。

目次

概要

高野の獅子舞(こうやのししまい)はいわき市内郷(うちごう)高野町にある鹿嶋神社の祭礼の際に奉納される舞。
昔は「高野のささら」と言われた。
一人で獅子頭(ししがしら)を被り腹部に太鼓をつけて叩きながら踊られる風流系。
さらに三人で踊るので三匹獅子舞でもある。
使われる獅子頭は福島県最古。
棒術(ぼうじゅつ)が伴われるのも特徴の一つである。

歴史

大利旧記と呼ばれるものには獅子起源は宝亀七年(776)とし、
「寛文四年(1664)山王権現正遷宮により遠藤兵四郎なるもの初めて奉納執行せりと載せているので高野鹿嶋神社獅子頭などの記録から寛文以降地方に三匹獅子舞が入ってきたものとみられる。」と記載されている。
獅子頭にはそれぞれ寛永8年(1631)、寛永20年(1643)の銘が入っているのでこの記録より30年程前から行われていたことがわかる。
その後についての詳細を知るのは難しいが獅子頭の付属品を納める長持のふたの内側に「元祿八年(1695)申亥仲吉祥日 宥仙」の文字があり、
この菩提山長寿院宥仙が獅子舞の保存と管理に関わっていたことが考えられる。 

※菩提山長寿院 ・・・ この頃高野にあった寺院

明治20年になると経済的事情から一時中断されたが明治32年の「村社鹿島神社獅子舞復活趣意書」によって運動が展開され、空白の時代10年にして復活。
明治末には獅子舞を経済面から援助するための方策が検討された。

昭和32年には「高野獅子舞保存会」が結成。
同年、仙台市で開催された「郷土芸能大会」に出場。
現在にいたる。 


獅子舞について

踊り手

地区の小中学校に通う小中学生の男子が中心。
祭りの約3週間ほど前に練習を始める。

獅子舞の順序

1:入葉
2:バチツケ
3:太鼓もみ
4:くずし
5:岡崎
6:歌舞
7:花笠
8:弓舞
9:しゅうえい
10:まわり入葉

境内以外の場所では1から3を白石と白狐で、1から4を板橋で奉納する


この動画は1から6まで

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7・8まで

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9・10

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棒術の順序

1:花棒(一番棒)
2:二番棒
3:とずめ
4:島棒
5:五番棒
6:いでん
7:しらは

棒術は獅子舞の後に行われる。
境内以外の場所では1が奉納される。


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獅子頭

獅子頭は雄獅子(おじし)[写真両端] が二頭、雌獅子(めじし)[写真中央] が一頭の三つ。
高野の獅子舞で使われる獅子頭は二組あり、毎年交代で使われる。
そのうち上獅子(かみじし)と呼ばれる獅子頭に寛永8年(1631)、中獅子(なかじし)と呼ばれる獅子頭に寛永20年(1643)の銘がそれぞれ記されている。


また、その年に使われない獅子は福島県立博物館に貸し出され展示される。
写真は上獅子。
ちなみに動画の獅子頭は中獅子。


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道具(獅子頭以外)

腰太鼓(こしだいこ) ・・・ 獅子頭を被る舞手が腹部にくくりつけて打ちならす太鼓。

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弓 ・・・ 弓舞の際に使われる。
花笠(はながさ) ・・・ 花笠の際に使われる。


三尺木太刀(さんしゃくきだち)[写真 右] ・・・ 棒術の①から⑥で使われる。
六尺棒(ろくしゃくぼう)[写真 中央] ・・・ 同じく棒術の①から⑥で使われる。
真剣(しんけん)[写真 左] ・・・ 棒術の⑥⑦で使われる。

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笛・・・この笛に合わせて獅子が踊る。




踊る場所

平石  伊藤石材店近くの消防団詰所前  住所:福島県いわき市内郷高野町平石9(※消防団詰所の住所です。)

板橋  おもちの店たんぽぽ 近くの空き地  住所:福島県いわき市内郷高野町石畑25(※住所はおもちの店たんぽぽの住所です)

白狐  県道66号線につながる道


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鹿嶋神社境内                  住所:福島県いわき市内郷高野町表45



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日時

月日:9月 第2日曜日

時間:平石    午前9時50分から午前10時30分
    板橋    午前12時から午後1時
    白狐    午後2時から午後2時30分
    鹿嶋神社 午後3時から午後4時

※時間はあくまで予定です。多少の時間変更があるかもしれません。
 その場に神輿が到着したり出発したりする際に花火が上がるのでそれを目安にするといいです。

参考文献

高野 今・むかし     高野地権者会
内郷の獅子舞      高萩精玄


内部リンク

三和の獅子舞


外部リンク

福島県立博物館


編集後記

今回は地元の伝統の獅子舞について調べることができて良かったです。
実は私の家が獅子頭や道具などを保管している宿元という位置だったので比較的調べやすかったと思います。

予告通り動画を載せることができました。
できれば棒術の方も載せたかったのですがデジカメのメモリの容量が少なくて出来ませんでした。
少し残念でした。
それでも、調べることも撮影も楽しかったのでよかったです。

このページを見て高野の獅子舞を少しでも知っていただけたら幸いです。


尚、掲載されている画像及び動画は2010年現在ですべて私が撮影しました。


--10741 Yuuka Yoshida 2010年12月2日 (木) 14:01 (JST)

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