湯本温泉
提供:いわき百科事典プロジェクト
湯本温泉(ゆもとおんせん)とは、福島県いわき市常磐湯本町に産出する温泉の名称である。
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いわき湯本温泉の概要
いわき湯本温泉はJR常磐線、唯一の温泉地である。道後温泉、有馬温泉と共に、日本の三大古泉として、古くから「三箱の御湯」と呼ばれ多くの人に利用されている。
石炭採掘時は捨てられていたが、今は温泉利用施設スパリゾートハワイアンズが建てられ需要が増えた。なお、スパリゾートハワイアンズは湯本温泉を利用した施設である。
最近では「フラガール」で有名になり、週末になると、浴衣姿の家族連れなども多く見受けられる。日帰りで利用できる温泉や足湯もあり、地元の人にも親しまれている。
いわき湯本温泉の湧出過程
いわき市は古代、海の中にあり、地盤や地殻の変動により海と陸を繰り返していた。そのころの海水が地中に閉じ込められ、現在、太平洋の海水や雨水などの循環水と混合され、ユーラシアプレートと太平洋プレートの運動の摩擦を熱源として温泉になり、湧出している。
湯本温泉の歴史
- 開湯は千二百年以上前、古事記(拾遺和歌集)に「あかずして わかるる人の住む里は さはこのみゆる 山のあたか」と詠まれていることから分かる。
- 江戸時代には、仙台藩や相馬藩の参勤交代の宿場でもあった。
- 明治時代に石炭採掘がはじまり、坑内から温泉が出た。
- 大正8年に温泉の湧出が止まった。(地底の泉脈が壊された)
- 昭和17年に炭鉱側との協議により温泉の利用が再開された。
- 昭和51年に常磐炭鉱閉山に伴い新源泉から揚湯に成功。
鶴の伝説
景行天皇の時代、近江国日野郷に岩那・磯那と呼ばれる二人の者がいた。この二人が陸奥国の佐波古の里に来たとき、はるか遠くより一羽の丹頂鶴が舞い降り林の中へ消えた。二人は何かあるのかと注意してみると、その林の中より湯気が立昇るのが見えた。そこで近寄ってみると、さきほどの鶴が夷賊の矢にあたり怪我したところを湯にしずめていた。 二人は大変同情して、親切にその傷を洗ってあげたので、一週間もしないうちに治った。 鶴が去って、三週間過ぎたころ二人の前に、一人の絶世の美人がおとずれた。二人に稲と栗の外に一巻の神書を授けて帰って行った。それで彼らはこの神書を不思議に思い、これを開いてみれば「佐波古の温泉は御神の造りあそばされ給うものなり」と書いてあった。二人はわき出る温泉の近くに小屋を作り、そして森や林を開拓して温泉の発展のため一生懸命に働いたといわれている。またその鶴の傷を洗った所を「鶴の湯」と名付けたといい伝えられている。 (湯本温泉古記より)
泉質
<源泉名> いわき湯本温泉 湯本温泉源泉
<源泉所在地> 福島県いわき市常磐湯本町台山20番1
<泉質名> 含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉
(略記泉質名) 含S-Na-Cl・SO4 温泉
(掲示泉質名) 硫黄温泉
<源泉温度> 59℃(気温17℃)pH値 8.1
<外観> 無色透明、無味
<臭味> 硫化水素臭
<湧出量> 一分間5トン
効能
<泉質別浴用適応症> 慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病、虚弱児童、動脈硬化症、高血圧症など。
<一般的浴用適応症> 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、慢性消化器症、冷え性、病後回復期、疲労回復健康増進など。
日帰り入浴
温泉宿
<時間>11:00~21:00
<料金>800円
<電話>0246-43-2216
<時間>12:00~22:00
<料金>500円
<電話>0246-43-3011
<時間>10:30~14:30
<料金>800円
<電話>0246-42-2151
<時間>12:00~15:00
<料金>800円
<電話>0246-43-3800
<時間>11:00~19:00
<料金>800円
<電話>0246-43-2191
<時間>6:00~9:00,12:00~22:30
<料金>800円
<電話>0246-42-2155
公衆浴場
<時間>8:00~21:00 <料金>220円
- 上の湯
<時間>15:00~22:00 <料金>100円(6才以上)
- みゆきの湯
<時間>10:00~22:00 <料金>220円
足湯
- 愛情物語の足湯
<場所>湯本駅前
- 鶴の足湯
<場所>温泉神社向い
参考資料&その他
<問い合わせ> いわき湯本温泉観光協会 0246-42-4322
写真は1E横山が撮影。
--08240Mitsuhito Yokoyama 2009年2月19日 (木) 11:04 (JST)