和菓子の久つみ

提供:いわき百科事典プロジェクト

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概要 
  布施研究室で取り組んでいる「いわき産業・観光ガイドプロジェクト」と連携したシステムで、いわき百科事典プロジェクトを進めています。
  下記の情報(ページ)は福島高専の情報基礎科目で、WIKI言語を学習して、【いわき】と【その周辺】についての事柄についてグループ・個人で調べ、百科事典を作成するためのプロジェクトです。
あくまでも情報教育の科目の一貫で行われています。内容面で満足できない部分もあると思いますが、ご了承下さい。
(寮生などが夏休みに帰省し、地元の情報なども調べてくる場合があります。
また、常磐線や磐越東線を利用して市外からの通学生もいます。
いわき市以外の情報の掲載についても、ご理解とご協力をお願いします。)
  内容・表現・著作権等に問題がありましたら、
電子メール:mfuse@fukushima-nct.ac.jp 電話:0246-46-0849研究室までご連絡下さい。
また、【学生に取材に来てほしい】などの依頼は、随時伺います。
授業の関係で次年度になったり、取材希望する学生がすぐに現れない場合もありますがご了承ください。


目次

概要

特徴・店装

和菓子の久つみ(わがしのくつみ)(以下和菓子の久つみ・久つみ)とは、湯本・天王崎にある和菓子屋である。

地元の人々にはもちろんのこと、旅行・観光客からカンニング竹山や杉田かおる、フットボールアワーなどの有名人まで幅広い人々が訪れている。

店長の九頭見淑子(くつみ・しゅくこ)さんのアットホームで、誰に対してもやさしく丁寧に接する態度や、今となっては珍しいドアのないオープンな店装もこの店の特徴である。

和菓子の久つみという店の名前は店長さんの名字が由来となっていて、淑子さんで3代目となる代々受け継がれている和菓子である。

また、外にはベンチもあるので、買った和菓子をすぐ食べたい時や、店に来るまでに疲れた際の休憩などに使用できるようになっているところから、淑子さんの優しさが見受けられる。


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野口雨情との関係・歴史

久つみは大正初期に創業され、来年で100年を迎える歴史ある老舗である。今の湯本・天王崎に店が移されて約30年になる。

久つみはある1人の童謡家と深い関わりを持っている。それは茨城県は磯原市生まれの野口雨情である。久つみが創業された頃、

雨情が湯本に在住していた。雨情は、湯本JRのBGMとして起用されている童謡「シャボン玉」を作曲したことで有名である。他にも

赤い靴」、「証城寺の狸囃子」などの童謡も手掛けている。

久つみが開店された頃の湯本の町は、今では石炭化石館がある場所にあった常磐炭田が閉鎖された時期であった(約40年前)。

そのため、町の活気が失われ、人々にも不安をもたらした。これを懸念した町の人々は湯本に名残がある雨情の童謡をきっかけに町お

こしが出来ないかと思案した。そこで、その先駆けとして、童謡のふわっとしているイメージと、和菓子の1つである蒸しどら焼きを融合さ

せた「雨情さん」が発売されるようになった。

そして、店長・淑子さんのすずめの学校(童謡サークル)での活動や、町を思う一途な思いで、今の町の憩いの場・久つみに至っている。


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商品名・値段

商品名 値段
 雨情さん(つぶ小倉・クリーム)            ¥120
 ジャンボどら    ¥700円(標準)

   ¥2000(似顔絵・メッセージ入り)

 どら焼き            ¥120
 かりんとう            ¥250
 くるみゆべし(6ヶ入り)            ¥700
 雷おこし            ¥250
 温泉まんじゅう(人気No.1) ・6個入り:¥580 ・10個入り:¥950 

 ・12個入り:¥1130 ・20個入り:¥1900

 かぼちゃまんじゅう           ¥90
 ごままんじゅう            ¥90
 よもぎまんじゅう(こしあん)           ¥90
 おかめさん(!1)            ¥110
 銘菓・おいも:黄金いも(!!2)            ¥110     
 ざらめ(砂糖・黒糖・梅)            ¥各110
 ねぎみそ・たまり(せんべい)            ¥110
 せんべい詰め合わせ              ¥1575


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!1:おかめさんをモチーフにして、生クリーム、バターをたっぷり使った自家製黄身あんが入った焼き菓子。

!!2:シナモンテイストのさつまいもを使った和菓子。コーヒーなどに合います。

2011年・7月下旬現在の商品・値段である。今後の商品・値段の変更に関してはご了承ください。

自慢・こだわり

長年、地元の人をはじめとする方々に愛された久つみの和菓子には、久つみならではのこだわりがある。

それは、最近の和菓子がほとんど機械などで作られるようになっている中、すべての和菓子を手作りで作っていること、

そして、添加物を一切使用していないことである。


また、誕生日・結婚式等の贈り物などに、予約をすると、ジャンボどらという久つみならではのどら焼きを注文できる。

希望があればジャンボどらの表面には、はんだごてで似顔絵やメッセージも描いてもらえる。

さらに、写真のように箱にも必要に応じてメッセージを書くことも可能である。


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※現在、放射能・震災の影響で職人の方が岡山に所在しているため、送料・片道1005円、計2010円かかる。

淑子さんの思い

東日本大震災後、1か月という長い間、店を閉めていた。久しぶりの開店の際、淑子さんは「お客さんはきっと避難したり放射能の

懸念などにより来てくれないだろう。」と不安になったと話していた。しかし、客数は減少したものの、足を運んでくれた方からかけら

れた言葉は「元気にしてましたか?この道を通るたびにお店が閉まっていてさびしかったよ。」「また再開するんだね。よかった。」

など商売をする人間にとって、とてもうれしい言葉をかけてもらった。その時、淑子さんは改めて人との関わりは大事だと感じたという。

完全復興にはまだ遠いものの、人々が互いに助け合い、励ましあうことで気持ちの面では大きく回復する。だから、人と日頃から関

わりあって、困ったことがあった時は互いを思いあう。これが1番大切だと話していた。

震災で心が不安定な状況の今、久つみのお菓子を食べてもらうことで、安心感や安らぎを与えることができたらと祈っている。町の

復興を一番に思っている淑子さんにはこれからも震災前のように店を開き、地域の方々に頼られるようなまた、心の支えになるよう

な存在になっていってほしい。


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所在地・営業情報

住所

  • 福島県いわき市天王崎84-6(湯本JR駅前)


営業情報

  • 営業時間:月~日(定休日の指定なし)

             AM10:00~PM5:00  

連絡先

  • TEL/FAX 43-7643


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関連項目・リンク

関連サイト

関連項目

編集後記

湯本の隠れた良さを知ってほしいとの思いから、和菓子屋という題材を取り上げました。私は百科事典を利用したからこそ知ることができる、新しい湯本の魅力を提供できればと思い、

日々、作成に取り掛かりました。震災の影響で、取材の許可をとるのが遅れてしまい、次に予定されていた取材・写真撮影・WEBページ作成と予定がずれていってしまいました。その

ため、期日までに完成が可能なのだろうかと不安になり、そして焦りも生じました。しかし、作成に取り掛かる中で、予定や作成スピードを調整しながら取り組んだ結果、WEBページ完

成という最終目標に達することができました。百科事典の工夫点としては、震災があったからこそ取り上げることができる題材を「淑子さんの思い」として掲載し、今年しかできない百科

事典の内容を重視したことです。長期にわたり百科事典を作成したことが自分の中の自信につながるように、これからの更新も怠らず行っていこうと考えています。

まだまだ情報を掲載する者として至らない部分もありますが、いわき・湯本の良さを知っていただきたいという一心で精一杯取り組んで完成させた百科事典ですので、この百科事典を

通していわきのことをより多くの方々に利用していただけたら幸いです。

最後に、WEBページを作成するにあたって協力してくださった店長の九頭見淑子さんをはじめとする、地域の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。お忙しい中、本当にありが

とうございました。


 *このページで使用している写真は取材許可をいただき撮影し、使用しています。

--11526Reina Tanihira 2011年10月27日 (木) 15:59 (JST)

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