勿来火力発電所

提供:いわき百科事典プロジェクト

移動: 案内, 検索

--08711Ryosuke Kuniya 2009年2月19日 (木) 16:51 (JST)

--08717Sho Komatsu 2009年2月19日 (木) 16:53 (JST)


目次

会社概要

  • 設立 1995年12月23日
  • 事業内容 火力発電による電気の卸供給
  • 電気卸供給先 東北電力(株)・東京電力(株) 各50%
  • 発電所敷地面積 約44万㎡(東京ドーム約10個分)
  • 株主 東北電力株式会社

       東京電力株式会社

       常磐興産株式会社

       古河機械金属株式会社

       株式会社南悠商社

       戸部商事株式会社

       日新商事株式会社

08711.jpg銀色の煙突が勿来発電所のシンボル、高さ200mの煙突。


--08711Ryosuke Kuniya 2008年10月2日 (木) 14:25 (JST)

特色

  • 専用の港が無い。
  • 住宅地に近接している。
  • 東北・東京両電力会社の供給区域の末端に位置し、電力系統運用上重要な発電所となっている。
  • 全量排煙脱硝・脱硫装置を設置するなど、大気汚染・水質汚濁の防止、騒音・振動の防止などの環境対策も万全。


--08711Ryosuke Kuniya 2008年9月23日 (火) 14:13 (JST)

火力発電のしくみ

火力発電は、燃料(石炭や重油)を燃やすときに出る熱エネルギーを、電気エネルギーに変えるものである。

燃料の燃焼により、ボイラー内のパイプを通る水を熱し、高温高熱の蒸気を発生させる。

この蒸気でタービンを回転させ、これにつながっている発電機を回すことで電気がつくられる。

こうした発電設備の状態を監視するのが中央制御室である。オペレーターが高性能のコンピューターと自動制御システムを使用して運転操作を行っている。


--08717Sho Komatsu 2008年9月23日 (火) 13:57 (JST)

燃料の確保

燃料に使われる石炭



発電所では電力の安定供給を維持するため、常にエネルギー事情に即応した発電用燃料の確保に努めてきた。

現在、勿来発電所では、発電用燃料として石炭と重油を使用している。

石炭は当初、国内炭を使用していたが、国内資源の枯渇と低コスト化に対応するため、1980年に海外炭を導入した。

現在は、オーストアリア、インドネシア、中国などから輸入している。


重油は、主に中東諸国から輸入された原油が国内で精製されたのち小名浜港で受け入れる。


--08717Sho Komatsu 2008年9月23日 (火) 13:58 (JST)

環境への対策

環境保全対策

勿来火力発電所では、地域の方々が安心して暮らせるよう環境対策に万全を期している。

ばいじん対策、硫黄酸化物・窒素酸化物対策、排煙などの監視、排水対策、騒音対策など。

また、廃棄物の有効利用に努めるほか、石炭灰の自社処分場を保有している。

さらに、環境にやさしい炭化燃料を燃料の一部として使用している。

  • 騒音対策

低音機器の斉藤、防音壁の設計、消音器の取り付けなどにより騒音防止に努めている。

  • 水質汚濁防止対策

総合排水処理装置、脱硫排水装置、油分離装置を設置して水質汚濁防止に努めている。

  • 緑化対策

発電所敷地面積の20%以上を緑化している。

  • 添野石炭灰処分場

有効利用できない灰は発電所から焼く4㎞離れた自社処分場で厳しい管理のもと埋め立てている。


--08717Sho Komatsu 2008年9月23日 (火) 13:59 (JST)

炭化燃料の導入

地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素の排出を抑制するため、

下水浄化センターの汚泥から製造した炭化燃料を石炭に混ぜて使用している。

性状は、石炭とほぼ同様で、燃焼しても二酸化炭素排出はゼロと認定されている。

汚泥は、章句物などが大気中の二酸化炭素を吸収し成長した後のもので、燃焼しても大気中の二酸化炭素は増えない。

炭化燃料は、地球に優しい燃料である。


--08717Sho Komatsu 2008年9月23日 (火) 13:58 (JST)

有効利用

  • 排煙脱硝装置

燃焼ガスに含まれる窒素酸化物をアンモニアと反応させ、触媒の働きで水と窒素に分解し、窒素酸化物を除去する。

  • 電気集塵機

燃焼ガスに含まれる細かな灰を静電気の原理を応用して電極に集める。

集めた石炭灰は、セメントやコンクリートに混ぜたり、Jライトという建設材の原料として有効利用している。

  • 排煙脱硫装置

燃焼ガスに含まれる硫黄酸化物を石灰石スラリーと反応させて除去し、石こうとして回収している。

回収した石こうは、石こうボードなどの建築材の原料として有効利用している。


--08717Sho Komatsu 2008年9月23日 (火) 13:58 (JST)

地域との交流

  • サマーフェスティバルin火力

地域の方々や、社員とその家族の親睦を図るため、発電所構内で毎年夏に開催されている。

イベントは全て社員の手作り。

  • 海岸クリーン作戦

いわき七浜と呼ばれる地元のきれいな海岸を維持しようと、毎年社員、関係会社、地元の小中学生や地域の方々と一緒に海岸の清掃をしている。


  • 環境&エネルギー教室

次世代を担う子供たちを対象に、環境の大切さや省エネルギーについて見て・聞いて・触れてもらうため毎年開催している。


この他、歩行者天国やいわき踊り勿来大会等にも積極的に参加しています。


--08711Ryosuke Kuniya 2008年10月2日 (木) 14:25 (JST)

詳細

  • 所在地

〒974-8223 福島県いわき市佐糠町大島20番地


JR植田駅より徒歩30分


大きな地図で見る


  • TEL 0246-77-0211  FAX 0246-77-0288


--08711Ryosuke Kuniya 2009年2月19日 (木) 16:50 (JST)


参照

  • パンフレット
  • ホームページ


--08717Sho Komatsu 2009年3月4日 (水) 12:43 (JST)

外部リンク

情報ランド

東北電力

東京電力


--08717Sho Komatsu 2008年10月2日 (木) 13:40 (JST)

編集後記

  • 取材許可を得て、実際に2人で現場を見学しに行った。
  • 担当してくださった方は、親切で、わかりやすい説明をしてくれた。
  • 敷地内の写真を撮ることができなかった。


--08711Ryosuke Kuniya 2008年10月2日 (木) 13:41 (JST)

個人用ツール
地域(会津)