いわき芸術文化交流館アリオス
提供:いわき百科事典プロジェクト
旧平市民会館の新しい姿~いわき芸術文化交流館アリオス(いわきげいじゅつぶんかこうりゅうかんありおす)~についての紹介
目次 |
概要
いわき芸術文化交流館アリオスは、旧平市民会館に代わり、私たちの普段の生活に一層潤いを与える事となる存在である。
前身は老朽化などが進んだ平市民会館であり、大掛かりな工事の末、2008年4月に第一次オープンした。 中は未だ未完成な部分も多くあり、現在も工事中。グランドオープンは2009年春の予定である。 現在は主に、吹奏楽コンクールや様々な公演、各高校や一般団体の定期演奏会、舞台、コンサート、発表会などで使用される。
いわき市は非常に音楽が盛んな市であるため、有名な演奏家によるコンサートや、大掛かりな演奏会なども多く開かれている。
(特に、吹奏楽のレベルは全国レベルであり、毎年全国大会出場を決めている中学校や高校もある。小学生でも全国クラスの学校もある。いわきの音楽のハイレベルさは、全国でも認められている)
※ここに掲載してある写真はすべて自分で取材に行き、自ら撮影したものである。
ホームページ等から引用したものではない。
--08612Saori Odagiri 2008年9月17日 (水) 13:31 (JST)
主な施設の紹介
1・大ホール
客席:シューボックス型 3段バルコニー形式
通常時1705席 最大1840席 1・2階のみ使用時1122席 オーケストラピット使用時1516席
舞台:プロセニアム形式(可変)
間口幅18.18m~12.73m 奥ゆき14.65m 高さ15~9m 舞台面積40m×奥行17m
楽屋:10室
コンサートホールとしても、劇場としても使用できる万能な大ホール 特にクラシックコンサートでは、可動式音響反射板を組み込むことによってホール全体に均等に音が届くという工夫がなされている。 特徴的な座席配列は、前列に視界を遮られず、音響面でも最大限に効果を発揮できるように設計してある。 また、女子トイレの数が多く、混みやすい休憩時間を有効に使うことが出来る。
2・音楽小ホール
客席:200席
舞台:間口幅11.2m 奥行5.5m
楽屋:2室
旧平市民会館音楽館大練習室1が改修され、発表会などに適した音楽専用のホールに生まれ変わったもの。 ピアノ・リサイタル、合唱、室内楽などでは、飛躍的に向上した音響性能を実感することが出来る。 新たに楽屋を2室設け、多目的に使用することができるホールである。 週末には、子供たちのピアノの発表会等も頻繁に開催されているそうだ。
3・小劇場
客席:ワンボックス型+両袖舞台 1段バルコニー形式233席 ※舞台・客席面の形状可変
舞台:間口幅9.1m 奥行9.1m
楽屋:4室
華美な装飾を一切廃し、黒一色で統一されている、非常にシンプルであり、芸術性に優れた劇場である。 観客を引き出し状に収納し、平土間形式での使用も可能。 ジャンルを問わず、様々なステージプランに対応できる小劇場は、きっと広い世代の方々の創造性を刺激する事だろう。
4・中劇場
現在工事中 オープンは2009年春の予定である。 それに合わせて、アリオスはグランドオープンを迎える事となる。
5・カスケード(交流ロビー)
アリオスの各施設へと繋がる交流ロビー 棟方志功原画による旧平市民会館の緞帳画「大平和の頌(だいへいわのしょう)」が、新たに陶板のモニュメントとして使用されている。 有名な演奏家などを招き、無料のコンサートをする「おでかけアリオス」などというイベントも、このカスケードで行われている。
6・平中央公園
昔から平の風景と、平市民会館を見守ってきた公園。 アリオスの工事と共に整備され、見違える程綺麗になって生まれ変わった。 自然が豊富で、水も通っており、とてもいい公園である。 コンサート後の余韻を冷ますのにも最適。
アリオス豆知識
~アリオスが生まれるまで~
アリオスの計画の始まりは、今からおよそ20年前に遡る。
平成元年に、平、小名浜、常磐のちょうど真ん中辺りに位置する丘陵地を「21世紀の森公園」と名付け、そこに体育施設や文化施設を集中的に整備しよう、という構想が持ち上った。
その頃から、平市民会館の老朽化が進みつつあり、福島や郡山などに新しいホールが出来ていたこともあって、「いわきに新しいホールを」という声が強まっていた。
しかし、その後の世の中の動きが激変し、バブルの崩壊や超高齢化・人口減少時代の到来により、街から離れた場所に文化ホールを作っても、子供たちやお年寄りはなかなか行けず、使われない施設になってしまうのではないか・・・。そこで、平成7年に行われた「ふくしま国体」に合わせて、野球場とラグビー場は21世紀の森公園に整備し、他の文化施設は様々な世代にわたる多くの人々が集まりやすい平の中心市街地に作ろうということになった。現在、たくさんの高校生に人気のある、ラトブの図書館やティーワンビルの生涯学習プラザ、そしてアリオスも、このような経緯を辿って生まれたのだそうだ。
~アリオスを見守るクスノキ~
アリオスには、公園側の入り口に腰を下ろす2本のクスノキがそびえ立っている。
そのクスノキは、明治33年(1900年)に現在の清水医院(平田町)に植えられたもので、昭和53年(1978年)に平中央公園に引越してきた。アリオスの設計も、ここを入口にすることから始まったそうだ。公園から2本のクスノキの間をすり抜けてアリオス2階へと繋がる展望デッキに入るというアイデアは、そこから生まれた。
明治に植えられたこのクスノキ、樹齢は100年以上の歴史あるもの。いくら外見や中身が新しくなって、綺麗になっても、昔から変わらぬ物を大切にしていくことは、素晴らしい事である。
このクスノキは、これからも変わらずいわきの町を見守っていくことだろう。
疑問・解説
Q, なぜ平市民会館を取り壊し、アリオスが出来たのか?
A, 豆知識の方にも書いた通り、福島や郡山に次々と新しいホールが出来、「いわきにも!」という市民の皆さんの声が多かったようだ。
平成13年度に結成された検討委員会と、いわき市では、平市民会館を残して大規模改修工事を行い、新たなホールとして引き継ぐという可能性も検討した。ただ単に「古いものは壊して新しい物を」ではなく、費用面や、これからのいわきを考えたときに、本当に必要なものをどのように作るのが最善の方法なのか、見極める必要があるのではないか、という考えによるものだったそうだ。
しかし、専門家を交えた検討の末、建物自体の耐震補強の問題や、地盤条件などから、技術的にもコスト的にも改修は困難という結論に至った。
こうして、美しいホールや高い音響性能を兼ね備えた市民会館が実現したのである。
Q, 歴史のある平市民会館を壊すことについての抗議、反対の声はあったのか?
A, 平市民会館をめぐっては、建物の老朽化や搬出入条件の悪さ、客席や舞台設備(照明や音響)の不具合など、様々な構造上の問題が指摘されていた為、解体についての是非を問う声、反対意見などは特に寄せられなかったそうだ。
アリオスが出来てからの様々な公演やコンサートに来る人からは、多くの絶賛の声もあり、アリオスは新たなホールとして、市民に歓迎されている様である。
--08612Saori Odagiri 2008年9月7日 (日) 21:44 (JST)
アクセス等
〒970-8026 福島県いわき市平字三崎1-6
℡0246-22-8111 Fax0246-22-8181
JR常磐線いわき駅より徒歩15分
受付時間
開館時間 8:30~22:30
施設使用時間 9:00~22:00
施設受付時間 9:00~22:00
チケットカウンター(受付) 10:00~22:00
休館日
第二火曜日・年末年始(12/29~1/3)
アリオスチケットセンター
TEL 0246-22-5800
受付時間 10:00~20:00
定休日 火曜日・年末年始(12/29~1/3)
--08612Saori Odagiri 2008年10月2日 (木) 15:30 (JST)
場所
いわき芸術文化交流館アリオスの場所 (Googleマップより)
関連リンク
--08612Saori Odagiri 2008年9月6日 (土) 23:11 (JST)
編集後記・反省
今回のWIKIの作成は、ある程度は計画的に進めることが出来た。
アリオス側の方々は、私の取材を快く受け入れて下さり、写真も豊富に掲載することが出来た。
アリオスの方から上記などのお話をして頂きながらのアリオスの探索は、とても興味深く、様々な勉強させて頂いた。
ホールの写真は、ちょうど次の日にホールを使用するという事で、わざわざ照明の調整などもして頂いた。その際、関係者以外立ち入り禁止である照明室にも入らせて頂き、とても貴重な経験をする事が出来た。
だが、夏休み後半に追い上げてしまったという節もあり、次回からはもっと計画を立てて、更なる質の向上を図りたいと考えている。
追加等をする来年度の一年生は、自分よりも頑張って欲しいと思う。
--08612Saori Odagiri 2008年10月2日 (木) 15:54 (JST)











